就活生がサボリがちな、採用テストとは?
- 採用テストは企業によって種類がさまざま
- SPIの受験形式
- SPIを解くコツ
- SPIの内容
- まとめ
採用テストは企業によって種類がさまざま
皆さん採用テストの対策はもうされていますか?
英語、数学、国語など基礎学力を図るものが多く、なかには暗号解読や四則逆算、法則性、創造力などを図るものがあります。自分が受験するテストがどの種類でどの形態なのかを調べておかないと、思っていたのと違う! となりかねないので気をつけてください!
岡山の企業でも、約5割の企業が能力適性検査を実施しているようです。(ビザビ調べ:岡山の就活レポート2023より)
そこで今回のコラムでは、能力適性検査で最もよく使用される「SPI」の内容、種類、対策方法について書いていきたいと思います。ぜひ参考にしてください!
SPIの受験形式
SPIの形式にはペーパーテスト、テストセンター、WEBテスティングがあります。
①ペーパーテスト(紙)
企業や企業指定の場所に出向いて用紙に記述して回答します。インターンシップの内容に組み込んでいる企業もあるそうですよ!
②テストセンター(WEB)
企業から受ける試験を伝えられたら、その試験を実施しているテストセンターに、自分で予約をして受験します。就活が盛んになる時期には「予約がなかなか取れない」ということもあるので、連絡が来たら早めに予約をするようにしましょう。
③WEBテスティング(WEB)
自宅で受験します。期間内であれば自分の好きなタイミングで受験することができるので、忙しい学生の皆さんにはうれしいですね。
ここで注意点があります。上記の3つのタイプでは試験の制限時間や問題ジャンルが変わることがあります。自分が受験する内容を事前にしっかり調べてから受験をするようにしましょう。
また、SPIの種類によってはそもそもペーパーテストを実施していないものもあるので要チェックです!!
SPIを解くコツ
テストの形態によって意識してほしいコツが変わります。ぜひ使い分けてくださいね!
◆ペーパーテスト
①全体の問題量を見て簡単な問題から解くようにする残りの問題数と時間をみてどのペースで解いたら良いかもわかりますよね!ペーパーテストの利点です!
②1分・30秒の感覚を養うこと
対策の時点で「この項目は比較的簡単だから30秒以内に解くようにしよう」、「ここは難しいから1分にしよう」と時間を意識しながら解くことで、本番で時間が足りずに焦るということがなくなります。
◆テストセンター・WEBテスティング
①分からない時でも「チェック・入力」をするようにする
つい考え込んでしまって気づいたら時間オーバー、未回答のまま次の問題に切り替わってしまうということがよくあります。未回答ほどもったいないことはないので、分からない時でもまずはチェック・入力を!
②難しい問題は、勇気をもって捨てること
解けるか分からない一問より解けるかもしれない一問です。テストセンターやWEBテスティングは問題の総数を見ることはできません。1問に時間を使いすぎず、まずは全問を解き切るよう意識しましょう!
③表示画面に惑わされないこと
画面には回答時間の制限としてゲージが表示されます。問題を解く理想時間が表示されていますが、この時間内に解き切るのは非常に困難です。理想時間を過ぎたとしても焦りすぎないようにしましょう!
SPIの内容
SPIではどのような問題が出題されるのか簡単に紹介します! なんとなくこんな感じなんだなー、程度に思っていてください。
※すべてのテストがこの問題を出題しているわけではありません
問題の答えはコラムの最後に記載しています!
言語
熟語の成り立ち
「楽勝」次のうち当てはまるのはどれか
①反対の意味を持つ漢字を並べる
②前の漢字が後の漢字を修飾する
③動詞の後に目的語を置く
④どれにも当てはまらない
非言語
ある商品について3つの商店PQRの販売価格を比較したところ、高いほうからP、Q、Rの順であり、以下のことが分かった。
ア 3つの商店の販売価格の平均は374円だった。
イ 商店Rの販売価格は340円だった
このとき商店Pの販売価格は最も安くて何円??
まとめ
いかがでしたか? SPIの試験対策は大丈夫そうですか?
志望企業が、SPIを実施している場合に焦らないように、隙間時間を見つけて早いうちから取り組んでおくといいですね。人によっては一回もSPIを含め、基礎能力適性検査を受けない人もいるので、ESや面接対策などが間に合っていない場合は、優先順位をつけて準備しましょう!
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▼コラム内の例題の答えはこちら!
言語問題
正解:②
訓読みすると「楽に勝つ」となります。「楽」が「勝つ」を修飾しているのでBの「前の漢字が後ろの漢字を修飾する」が正解です。
非言語問題
正解:392円
まず「ア」の3つの商店の平均が374円ということから3つの商店の合計価格を出します。
「374円×3=1122円」
そして「イ」のRの販売価格が340円ということから
「1122円-340円=782円」
本文より販売価格はP>Q>Rの順である。求めるのは商店Pが最も安い時なので商店Pが商店Qより1円だけ高いと考えると
「782円÷2=391円」一円高いので392円になる。