- はじめに
- 内定ブルーの原因とは
- 内定ブルーの解消法
- おわりに
(2023年5月更新)
はじめに
内定をゲットしたものの、将来の進路に対して不安に駆られる「内定ブルー」に陥っていませんか?
毎年内定ブルーになる就活生は多く、内定に近づくにつれて就職先の選択に悩む学生がいます。就職という人生の岐路を前に「本当にここでよかったのか」「上手くやっていけるのか」と不安に感じてしまうためです。
今回の記事では内定ブルーになってしまう原因と解消法について紹介します。
内定ブルーになる原因とは
・人生の岐路に立たされているから
今後の人生を左右する大きなターニングポイントである就職。
だからこそ「この会社を選んでよかったのか?」と自分の選択に悩みが出てきます。自分にとって本当にこの選択が正しいかは入社してみないと分からない、といった不明瞭な要素が不安の要因となっています。
・内定先に納得していないから
他に内定をもらっていて辞退したことに悔いがある、もっといい会社があるかもしれない、と入社の意思が固まっていないことが挙げられます。また会社の評判や口コミを見て気持ちが揺らいだなどが挙げられます。
・社会人になることへの不安があるから
会社で働いていけるか、人間関係を築けるのかなど、環境の変化に対応できるのかという所に不安に感じる人も多いようです。
また「働くこと=大変、つらい」といった先入観から社会人になることに対し、不安や恐れがあるのではないかと考えられます。
・入社までの時間が長くあいているから
早期に内定が決まって時間が空くと本当に良かったのか、という思いが出てくることも。
多忙な就活を終え、考える時間が増えたために自分の将来や、企業について改めて考えた結果、就活中は考えなかった懸念が生まれて内定ブルーに陥ることもあります。
内定ブルーの解消法
・不安の種を探す
人によって感じる不安は多種多様。どんな原因で不安に陥っているかを確認してみましょう。自分がどんなことで不安に感じているのか理解することで問題に冷静に対処できます。会社に対しての不安などは、実際に人事の方や先輩・同期にその悩みを聞いてもらうことで解決の糸口が見つかったり、解決するための提案をしてくれたりすることもあるでしょう。
・何か挑戦する
就活を終え、時間ができると考える余裕ができます。余裕ができ暇になると気持ちが沈んでしまう人もいるでしょう。
そんな時は精一杯学生生活を楽しんで思い出を作ったり、取りたかった資格を取ったりと自分のために時間を使ってみてはいかがでしょうか。
暇な時間が多いとネガティブな考えに陥って疲れてしまいます。就職前にやりたかったことに挑戦することで、後悔のない学生生活を謳歌することに注力することも良いでしょう。
・相談する
悩んでいることを人に打ち明けることで、客観的な意見を得ることが出来ます。
毎年多くの人が内定ブルーを経験しています。周りの先輩や同期、キャリアセンターなど相談できる場所はあります。内定ブルーをどう乗り越えたのか、方法やその時の話を聞いてみるのもいいでしょう。
悩みを打ち明けてみることでスッキリしたり、似たような境遇の人と出会うことで不安が緩和されたりするかもしれません。
・就活を再開する
就活を再開させるのも手です。
内定先に不安や違和感を抱いたのであれば、別の企業を見て比較をしてみましょう。
さまざまな企業を照らし合わせて見ることで、内定ブルーに陥っていた会社の見え方が変わってくるかもしれません。また、内定先よりいい条件の企業が見つかる可能性もあります。
不安に感じているなら企業研究をしたり、会社の強みを確認したりするのもよいでしょう。
おわりに
人生の大きな岐路が迫っているからこそ不安になる就活生は多いです。
内定をもらって嬉しかったはずなのに、いつの間にか内定ブルーに陥っていて気持ちが沈んでしまっていたという方も多いのではないでしょうか?
内定ブルーの心のもやもやはそのままにせず人に話しましょう! 何に対して不安を感じているのかを自分で考えて把握しておくことが大切です。自分の悩みの原因を明確にして対処していこう。